ベチュカ 「っ・・・」

浩二   「ッハァ、ッハァ・・・」

ノルス  「勝負あったみたいね。さぁ、ボクたちの勝ちだよ、しれーかんさん。
      なんで あんなもの ホシノカケラなんか探してるのか、教えてちょーだい。
      中間ストーリーの枠だから、思う存分に話すことができるよぉ?」

相変わらずメタい発言はお手の物である


ベチュカ 「っげほ・・・っはん。あんた、しってるわ。 連合 ユニオンの王女様でしょ。
       だったらこの世界の情勢や経済くらい、知識として持ってるはずだわ。」

ノルス  「まぁ大方。だけど、画面の前の皆様には絶対伝わってないから、
      みんなにもわかるよーに教えてほしいってワケ。」

ベチュカ 「はぁーあ・・・まぁーでも、これ極秘事項なんだわ。まだいえないわ。」
       それに、 今日はもうお別れだわ。」


無線  <<隊長!お急ぎください!>>

突如強風が吹き荒れる。飛ばされまいと身構える二人。
次の瞬間、突風を引き起こした原因が現れる

浩二  「・・っ!!!ランスター!」

ノルス 「逃げる気!?うわっ」

浩二  「っちぃ!!」


ランスターに飛び乗るベチュカを追おうとするが、目の前の床が衝撃で崩れてしまった。
接近が無理なら、とスパナを投げつける

瞬間 何かにはじき返されてしまった


浩二   「!?」

ノルス  「!」

??? 「・・・遅い。カフカスどもはこんなもんに落されたのか。」

???2「キャハハハハ、ベチュカもあんなのに追い詰められるとか、どうしちゃったのさ」

ベチュカ「っ・・・五月蠅いわ。あちきはあちきの仕事をしただけだわ」

??? 「・・・ケンカをするな。今はそのときではないだろう。それよりも、ギルバートから召還命令がきている。
      トラヴィスも、もう用済みだ。引き上げるぞ。」

ベチュカ「!・・・わかったわ」


ノルス 「そうはさせっ・・・!!?」

またも崩落 しかも今度は運の悪いことに、ノルスのほぼ直下

浩二  「まずい!!」

とっさにノルスの手を引く コンマ一秒遅かったら、彼女は今頃瓦礫に埋もれてしまっていただろう
必死にノルスの体を引き上げる浩二。引き上げたころには、すでにランスターはかなたへと飛んでいってしまった


ノルス 「っっ・・・・・・ご、ごめん、ボクのせいで・・・」

浩二  「ッハァッハァ・・・いえ・・・ノルス様のせいでは・・・それより、ここは一度引きましょう。
     メルヴィン将軍が待っています。」

ノルス 「メルヴィンが・・・そう。彼にも迷惑かけちゃったわね・・・わかったよ。浩二。だけど、撤退の必要は
     ないかもね?」

浩二  「っえ?」

ミシェル「こ、浩二様ぁー!のっ、ノルスさまぁぁー!」


振り向くと、ミシェルが壁を登っているのが見えた。
あれほどの高さのビルを登るとは、彼女もなかなかタフである。

ミシェル 「ッハァァ、ッハァァ・・・ぶ、無事でよ、よかったです・・・そっそれより、うれしいお知らせです!」

無線 <<ガ――こちらラティス中隊!みんな聞こえるかぁー!!
       敵が撤退を開始した!トラヴィスを、俺たちのロラナを奪還したぞ!!>>

浩二 「!!!」

無線:メルヴィン<こちらメルヴィン。皆、よくやってくれた!!この勝利の意味は大きいぞ!!>

無線ごしにたくさんの歓喜の声が聞こえる。
メルヴィンがほとんど空気でしかなかったが、触れないでおこう。

浩二 (・・・それにしても、ベチュカの言っていた「星のかけら」って、なんだろう・・?)

ノルス(にしても、帝国のやつらが「ホシノカケラ」を探しているとは・・・)

――――

同時刻 太平洋上空

バーナード「う・・・っぐす、隊長ぉ・・・」

ヴィヴィ  「ほら、もう泣かない!隊長はだいじょうぶだから!」

ジャック  「あれだ。戻ってきたらいっぱい好きなもんおごってもらえw」

ヴィヴィ  「そうよ。言ってたでしょう?いっぱいおごってくれるって!」

バーナード「・・・うん。」

??? 「しっかし荒い運転ねー。それでもホントに工兵なの?」

ジャック 「なにをぅ!?ヴィヴィアン!コレでも最新の注意払って運転してるぞ?」

ヴィヴィ 「あたし?何も言ってないわよ?」

ジャック 「・・・へ?」

??? 「ここよ、ここ。運転席。」


ジャックが横を見る しかし、何もいない・・

ヴィヴィ・バーナード「・・!?」
二人にも聞こえていた模様

???「違う違う、ここ。無線機」

二人が操縦席に近づく

??? 「・・・近い。」

ジャック・ヴィヴィ・バーナード「・・!?」


??? 「ま、驚くのも無理ないねー。私はラグナ。今はこのヘリに搭載されている・・・そうね、
      あなたたちの言葉で言ったら・・・AIってところ。」

バーナード「へ、ヘリがしゃべった!?」

ジャック 「ランスターってこんな高性能だったか?」

ヴィヴィ 「兵器が腹話術なんて聞いたことないわよ」

ラグナ 「・・・いろいろ言いたいことはあるけど、ま、いいわ。
      乗ってくれたのがあなたたちで私は助かった。おかげで、今はこうして、会話ができる。」

ヴィヴィ 「・・・どういうこと?」

ラグナ 「そこの彼がいろいろいじってるうちに、私の機能のロックが一部外れた。おかげで、帝国の監視から
      抜け出すことができた。そんなところ。それより、あなたたちにお願いがあるの―――」


――――

2時間前 ベルクトラハル帝国 ベスタゼス大城塞 中央広間


??? 「ギルバート」


ギルバートと呼ばれた男が振り向く。
いつも思うが、今回はいっそう不気味な笑みを浮かべている。

ギルバート「これはこれは。帝国のオオカミさん。もう歩けるのかい?」


オオカミ?「・・・大したことのない傷だ。それより、戦況はどうなんだ。トラヴィスは劣勢と聞いてるが」

ギルバート「あぁ、開戦当初は奇襲・陽動作戦こそうまくいったものの、奴さんも故郷をあらされて
       ご立腹なんだろうね。今はトラヴィス陥落も時間の問題だよ。」

オオカミ?「・・・」

ギルバート「でも、敵の反撃もそこまで」

オオカミ「どういうことだ」

ギルバート「”鯨”をアクレイア近海に配備した」

オオカミ「鯨・・・ということは、ニーナと綾乃が・・・」

ギルバート「そゆこと。彼女達の要塞は簡単には落ちない。
       ・・・あぁ、そうそう。オオカミさん。退院早々わるいけど、君には行ってもらいたいところがある。」


オオカミ?「・・・?」




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